2016年04月13日12:23

4月12日は、天竜春野の山に行ってきました。
以前からお願いしてあった、間伐材の調達なんですが・・・
その作業をすべて自分で行うという条件です。

木材の 出材及び運搬作業 という仕事は、
通常は林業及び木材、製材業等の
山の関係者の方が専門作業としてやっています。
当然のことながら、危険な作業も伴うため素人が手を出すことは
あまりなかった作業なのですが・・・
今回 「チョット挑戦してみよう・・・」 なんてことで、
山作業を行ってきました。
通常、建築会社さんや工務店、大工さんは、
製品となった製材された製品を材木屋さんから買っている
ところがほとんどだと思います。
ですので、山に入って 「出材・運搬などやらない・・・」
山の専門屋に任せる。それが当たり前なんですが・・・
それを、わざわざやってみようなどと・・・ (笑)

・・・で、 この、間伐材の利用というのは、
昔から林業の方にとっては大きな課題で様々な施策や、
商品開発、利用促進等いろいろな方法が試されてはいるものの
なかなかいい方法というモノが見つかりません。
建築用材の大きな材料であれば、需要もそこそこあるのですが・・・
間伐材等の小径木の利用は、なかなか難しいのが現状です。
間伐材を製品にして売っても、売値が安すぎて林業業者が儲からない・・・
市場に出しても、輸入材のほうが安くて、国産材では太刀打ちできない・・・
そんな現状です。
なぜ、国産材は高くなるのか・・・?
というのもこの間伐材を 「出材し運搬する作業」
がなかなか人手がかかり
経費がかかってしまうという現状があります。
間伐材材料そのものの値段よりも、「出材・運搬経費」
のほうが高くなっているのではないでしょうか・・?
そして、それを、製品にする(建築用材として製材する)とさらに
経費がかかります。

さて・・・そんな、間伐材の出材、運搬作業なんですが・・・
今回、なんでそんなことをしようと思ったのか・・・?
それは・・・
住まいとか建物に使われている木材を、
自給自足的にどの程度までセルフビルドできるのか・・?
どこまで自分の手で、住宅・建物を作ることができるのか・・?
(材料も含めて・・・)
一人でできる範囲はどこまでなのか・・?
素人が、関われる範囲はどこまでなのか・・?
素人が、自給自足セルフビルドの住宅を製作するためのサポートには
どんなことが必要なのか・・?
等の検証をしながら、いろいろなことを探っていこうという試みです。

私も、今回初めて出材・運搬したんですが・・・結構大変ですね~(笑)
一人で運べる大きさは、
丸太の末口15cm~20cmくらいまでの2mの長さ程度・・
軽トラに乗るぐらいの長さですね。
末口が25cm以上になると、2mの長さでも、
さすがに一人では動かせません。(笑)
写真にあるウィンチを使って荷台に引っ張り上げる
というような形になるんですがこれも結構大変です。
いろいろな現場での工夫が必要でしょうね~
そしてさらに、軽トラも重量制限で 多くの材料を乗せられません。
写真のように、20本~30本程度しか積むことができませんね~
これだけでもかなりの重量があると思います。

さて、このような 「出材・運搬作業」・・・
さすがに、大きな材料は素人には危険も大きくなるし、
技術力が必要になります。
機械も大型の機械も必要ですので、ハードルは高いのですが、
小径木等の間伐材なら、
案外簡単に素人でも出材・運搬が可能なのではないか・・?
なんて思いました。
・・・でも、まだまだ 「出材、運搬作業は」 工夫しないといけませんねぇ~
今回は、2m材でしたが、次回は4m材の出材、運搬を計画しましょう・・・
・・・そして、次は・・・その間伐材を加工して、どのように使うのか・・?
ですね・・
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4月12日は、天竜春野の山に行ってきました。
以前からお願いしてあった、間伐材の調達なんですが・・・
その作業をすべて自分で行うという条件です。


木材の 出材及び運搬作業 という仕事は、
通常は林業及び木材、製材業等の
山の関係者の方が専門作業としてやっています。
当然のことながら、危険な作業も伴うため素人が手を出すことは
あまりなかった作業なのですが・・・
今回 「チョット挑戦してみよう・・・」 なんてことで、
山作業を行ってきました。
通常、建築会社さんや工務店、大工さんは、
製品となった製材された製品を材木屋さんから買っている
ところがほとんどだと思います。
ですので、山に入って 「出材・運搬などやらない・・・」
山の専門屋に任せる。それが当たり前なんですが・・・
それを、わざわざやってみようなどと・・・ (笑)

・・・で、 この、間伐材の利用というのは、
昔から林業の方にとっては大きな課題で様々な施策や、
商品開発、利用促進等いろいろな方法が試されてはいるものの
なかなかいい方法というモノが見つかりません。
建築用材の大きな材料であれば、需要もそこそこあるのですが・・・
間伐材等の小径木の利用は、なかなか難しいのが現状です。
間伐材を製品にして売っても、売値が安すぎて林業業者が儲からない・・・
市場に出しても、輸入材のほうが安くて、国産材では太刀打ちできない・・・
そんな現状です。
なぜ、国産材は高くなるのか・・・?
というのもこの間伐材を 「出材し運搬する作業」
がなかなか人手がかかり
経費がかかってしまうという現状があります。
間伐材材料そのものの値段よりも、「出材・運搬経費」
のほうが高くなっているのではないでしょうか・・?
そして、それを、製品にする(建築用材として製材する)とさらに
経費がかかります。

さて・・・そんな、間伐材の出材、運搬作業なんですが・・・
今回、なんでそんなことをしようと思ったのか・・・?
それは・・・
住まいとか建物に使われている木材を、
自給自足的にどの程度までセルフビルドできるのか・・?
どこまで自分の手で、住宅・建物を作ることができるのか・・?
(材料も含めて・・・)
一人でできる範囲はどこまでなのか・・?
素人が、関われる範囲はどこまでなのか・・?
素人が、自給自足セルフビルドの住宅を製作するためのサポートには
どんなことが必要なのか・・?
等の検証をしながら、いろいろなことを探っていこうという試みです。


私も、今回初めて出材・運搬したんですが・・・結構大変ですね~(笑)
一人で運べる大きさは、
丸太の末口15cm~20cmくらいまでの2mの長さ程度・・
軽トラに乗るぐらいの長さですね。
末口が25cm以上になると、2mの長さでも、
さすがに一人では動かせません。(笑)
写真にあるウィンチを使って荷台に引っ張り上げる
というような形になるんですがこれも結構大変です。
いろいろな現場での工夫が必要でしょうね~
そしてさらに、軽トラも重量制限で 多くの材料を乗せられません。
写真のように、20本~30本程度しか積むことができませんね~
これだけでもかなりの重量があると思います。

さて、このような 「出材・運搬作業」・・・
さすがに、大きな材料は素人には危険も大きくなるし、
技術力が必要になります。
機械も大型の機械も必要ですので、ハードルは高いのですが、
小径木等の間伐材なら、
案外簡単に素人でも出材・運搬が可能なのではないか・・?
なんて思いました。
・・・でも、まだまだ 「出材、運搬作業は」 工夫しないといけませんねぇ~
今回は、2m材でしたが、次回は4m材の出材、運搬を計画しましょう・・・

・・・そして、次は・・・その間伐材を加工して、どのように使うのか・・?
ですね・・

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