2017年02月10日03:07

【DIYパネル設置3Dイメージ図】
「太陽光発電のシュミレーションしませんか・・・?」
なんていう電話が、数年前からしょっちゅうあったんですが・・・
そんな時には・・いつも
「そんな、投資するようなお金に余裕がない・・・」
なんて理由で、いつも断っていました。
すると、業者も・・・
なんてことを言ってきます。
なんていう言葉で煽ります。(笑)

【新所ハウス】
なんとなく、いろいろな面がぼんやりとしていて、よくわからない点も多く
うさん臭く感じていて、あんまり関わりたくなかったんですが、
・・・でも、いずれは自分でも太陽光発電設備を導入したいなぁ~~
なんて思いもありましたし、オフグリッド・・なんていう考え方もオモシロイし、
蓄電技術の進化・・・なんていう方面もオモシロイでしょうし・・・
太陽光発電を 「売電以外」 に利用する方向での考え方も、重要でしょうし・・・
そんな、いろいろモヤモヤしていたところ・・・
湖西の夏目さんが、 「太陽光発電の実践講座」 を実施する・・とのことで
現在、実践・勉強しています。
浜名湖ソーラー研究会
◆ 太陽光発電のブラックボックスとの戦い
http://shinjo.hamazo.tv/e7257020.html

【新所ハウス】
今回の太陽光発電実践講座のポイントは・・・
実際に、夏目さんが出資して太陽光発電設備を
すべて業者任せにすることなくDIYするところがポイントですね!!

・・・で、実際に施工する前に勉強会というか・・・講座があり、
そこで、いろいろ教えてもらったことをピックアップすると・・・
まず・・・太陽光発電用のパネルは、たとえ大手の有名メーカーの製品でも
バラツキがあり、このバラツキによりシステムの組み込み時における
発電効率の低下への影響がある、とのことです。
つまり、パネルのバラツキで大きく発電容量が変わったり、
故障の原因になったりするため、パネルの検査とパネルの配置計画、
システム計画が重要だ・・・とのことです。
この辺のことは、太陽光発電に多く関わった方でないとわからない点で、
私も含め、素人の方は・・・
「メーカー品質のパネルだから、普通そんなに性能のバラツキはないんだろう・・・?」
なんて考えがちですが、それは、大間違いだそうです。
1枚1枚品質と、発電状況を検査する方が、故障の抑制と、
発電効率のアップにつながるそうです。
ソーラー発電相談員の方がおっしゃるには・・・
パネルの施工をするのは、普通施工業者なんですが、その業者が・・・
1枚1枚検査などするわけがありません・・・
そして・・・施工が終わって発電の効率が悪くて・・・
「シュミレーション通り発電出来てないが・・・」
なんて、業者に相談すると・・・
発電効率が悪いのは、おそらく、天候とかによって効率が悪い・・・
なんて説明を受けているのが普通だそうです。
じつは、パネルの配置とかパネル自体に問題があった・・・なんてこともあるようです。

【新所ハウス】
あと、故障で一番壊れやすいのがパワーコンディショナー(パワコン)ですね、
家電品と同じで約十年で故障するらしいです。
このパワコンも、故障する部分はだいたい同じらしく
少し知識のある方だと自分で直すことが出来るようです。
チョットした技術で、うん十万円もするパワコン機械を全部交換するよりも
故障した部品のみを交換することで、また新たに使うことが出来るようになれば
コストも削減出来ます。
その、チョットした技術・・・というのがポイントなんですが・・・
それと、パネル故障の原因となるのが、パネル本体の経年劣化もそうですが
架台等の金属部分との接触状況により、電触がおき
金属類の腐食が促進されてしまうことです。
その対策もある程度とっておいた方がいいそうです。
金属同士の直接の接触をなるべく避ける等
特にパネルと、架台等の接触には、
絶縁材のような直接金属同士を接触させない工夫が必要だそうです。
出来れば、架台は金属ではなく、木材等が良いようですが、
木材自体の腐食、耐久性、耐候性もありますので一長一短で難しいところですね・・・

【新所ハウス海岸線】
それと、パネル等の発電設備以外の問題にも注意する必要があるそうです。
それは、売電の場合なのですが・・・
発電施設の発電効率のことばかり気にしすぎて、売電の効率については
業者は、一切説明しないそうですね・・・
説明しないと言うよりは、説明しにくい・・・と言った方が良いかもしれません。
売電の場合は、すべて電力会社が買い取る全量買い取り制度の場合・・・
発電設備の発電量があっても、電気を使う需要がなかった場合、
買い取り量が少なくなってしまう・・・ ということが生じるそうです。
つまり、需要と供給のバランスですね。
どういうことなのか・・・・?
電気の流れは常に一方向で一方通行です。
電力会社からの電力は、変電所を通して電柱から電柱へ・・・
そして、トランス(変電設備)電柱に付いている、円柱状のような物体で電圧を調整し
各家庭とか工場へ電気を届けます。
これが、おおまかな電気が運ばれる流れですが、
その電柱の一番上の線は、三本になっています。 それが高圧線で、
文字通り高圧の電気が流れています。
・・・で、その高圧線には、家庭の屋根パネル等で発電したような
電圧の低い電気は、流せません。
水道の流れと同じで、高圧で流れている水道管に、低圧のビニールホースなどを繋げば、
すぐに破裂してしまいます。電気も同じです。
高圧線で運ばれてきた電気は、トランス(変電設備)で電圧を調整して
各家庭へと流れています。
ですので、その電柱にあるトランスに接続されている
家庭なり工場が使用する状況に合わせて電気の需要状況が変わると言うことです。
つまり、家庭等で発電している低圧のシステムは、トランス(変電設備)までで、
高圧線には流れない・・・ということです。
例えば、太陽光発電パネルを設置してある家が、隣近所にたくさんあるような場合で
昼間電気を使う家庭が少ない場合・・・
共働き夫婦の家庭で昼間自宅にいることがないような家庭ですね
そのような場合は、当然、昼間の電気の使用量は少ないわけです。
しかも、昼間に一番発電量が多くなるにもかかわらず・・・(笑)
ライバルが多く、昼間の発電量が多いときに、電気を使ってくれる家庭が少ない場合は
全量買い取りでも、売電量が少なくなってしまいます。
そういった地域による環境条件があるので、ただ発電の効率だけではなく
周りの環境条件も重要なポイントになります。
そういったことも含め・・・パネル設置には十分検討する必要がありますね。

【新所ハウス海岸線】
業者の売電シュミレーションで、パネル1枚の発電量がこのぐらいで・・・
総発電量はこうで・・・全体の試算はこうなりますよ~と説明されても
パネル設置場所の周りの状況によって、かなりの売電状況が変わると言うことですね・・・
ただ、逆の例もあると思いますが・・・
つまり、昼間家庭にいて電気を多く使う家が密集している地域とか・・・
オール電化の家が多い地域とか・・・
電気の需要が多いような場所では、パネル設置するメリットがあると思いますね~
需要があれば、シュミレーション以上の売電量になって、
「予想していたよりも、儲かったよ~~」 なんて話もあるかもしれません。
その逆の場合は・・・?
田舎に土地があって、遊休地を使ってパネル設置が容易で
コストが安く出来るような土地の場合・・・
その周辺地域にそれだけの需要が少なく、メリットが少ない・・ということが言えますね
ですので、田舎の場合はメガソーラー等の大規模な発電システムしか
メリットがあまりないのが実情でしょう・・・
電気の需要がある街中ではパネル設置の場所が少ない・・・・
田舎では、パネル設置の場所は多いが、需要が少ない・・・
なかなか難しいですねぇ~~(笑)
でも、ま~・・そこは、考えようで、メリットも考えることが出来ます。
もちろん売電においては、需要と供給のバランスが重要で、需要があるところでないと
メリットはありません。
しかし、売電ではなくオフグリッド的な自家消費電力として使うには
問題はありません。 自家消費のための蓄電とか・・・蓄電による売電とか・・・
いろいろ、まだまだこれからの技術研究で、可能性は広がっていくと思いますね。
話が長くなりました・・・
まだまだ、話足りないことがたくさんありますので、また、次回へと・・・

【DIYパネル設置3Dイメージ図】
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【DIYパネル設置3Dイメージ図】
「太陽光発電のシュミレーションしませんか・・・?」
なんていう電話が、数年前からしょっちゅうあったんですが・・・
そんな時には・・いつも
「そんな、投資するようなお金に余裕がない・・・」

なんて理由で、いつも断っていました。
すると、業者も・・・
「今・・・太陽光の設備を施工すれば10年以内には、
必ず投資金額を回収出来ます・・・」
なんてことを言ってきます。
「今なら、買い取り価格が○○円ですが、年々買い取り価格は
確実に下がっていますので施工するなら今がチャンスです・・・」
なんていう言葉で煽ります。(笑)


【新所ハウス】
太陽光発電って・・そんなに儲かるのかなぁ~~なんて、
いつも思っていたのですが・・・
なんとなく、いろいろな面がぼんやりとしていて、よくわからない点も多く
うさん臭く感じていて、あんまり関わりたくなかったんですが、
・・・でも、いずれは自分でも太陽光発電設備を導入したいなぁ~~
なんて思いもありましたし、オフグリッド・・なんていう考え方もオモシロイし、
蓄電技術の進化・・・なんていう方面もオモシロイでしょうし・・・
太陽光発電を 「売電以外」 に利用する方向での考え方も、重要でしょうし・・・
そんな、いろいろモヤモヤしていたところ・・・
湖西の夏目さんが、 「太陽光発電の実践講座」 を実施する・・とのことで
現在、実践・勉強しています。

浜名湖ソーラー研究会
◆ 太陽光発電のブラックボックスとの戦い
http://shinjo.hamazo.tv/e7257020.html

【新所ハウス】
今回の太陽光発電実践講座のポイントは・・・
実際に、夏目さんが出資して太陽光発電設備を
極力DIYにて施工し、メンテナンス等も自力でできる形とする・・・
というところですね
すべて業者任せにすることなくDIYするところがポイントですね!!


・・・で、実際に施工する前に勉強会というか・・・講座があり、
そこで、いろいろ教えてもらったことをピックアップすると・・・
まず・・・太陽光発電用のパネルは、たとえ大手の有名メーカーの製品でも
バラツキがあり、このバラツキによりシステムの組み込み時における
発電効率の低下への影響がある、とのことです。
つまり、パネルのバラツキで大きく発電容量が変わったり、
故障の原因になったりするため、パネルの検査とパネルの配置計画、
システム計画が重要だ・・・とのことです。
この辺のことは、太陽光発電に多く関わった方でないとわからない点で、
私も含め、素人の方は・・・
「メーカー品質のパネルだから、普通そんなに性能のバラツキはないんだろう・・・?」
なんて考えがちですが、それは、大間違いだそうです。

1枚1枚品質と、発電状況を検査する方が、故障の抑制と、
発電効率のアップにつながるそうです。
ソーラー発電相談員の方がおっしゃるには・・・
パネルの施工をするのは、普通施工業者なんですが、その業者が・・・
1枚1枚検査などするわけがありません・・・
そして・・・施工が終わって発電の効率が悪くて・・・
「シュミレーション通り発電出来てないが・・・」
なんて、業者に相談すると・・・
発電効率が悪いのは、おそらく、天候とかによって効率が悪い・・・
なんて説明を受けているのが普通だそうです。

じつは、パネルの配置とかパネル自体に問題があった・・・なんてこともあるようです。

【新所ハウス】
あと、故障で一番壊れやすいのがパワーコンディショナー(パワコン)ですね、
家電品と同じで約十年で故障するらしいです。
このパワコンも、故障する部分はだいたい同じらしく
少し知識のある方だと自分で直すことが出来るようです。
チョットした技術で、うん十万円もするパワコン機械を全部交換するよりも
故障した部品のみを交換することで、また新たに使うことが出来るようになれば
コストも削減出来ます。
その、チョットした技術・・・というのがポイントなんですが・・・

それと、パネル故障の原因となるのが、パネル本体の経年劣化もそうですが
架台等の金属部分との接触状況により、電触がおき
金属類の腐食が促進されてしまうことです。
その対策もある程度とっておいた方がいいそうです。
金属同士の直接の接触をなるべく避ける等
特にパネルと、架台等の接触には、
絶縁材のような直接金属同士を接触させない工夫が必要だそうです。
出来れば、架台は金属ではなく、木材等が良いようですが、
木材自体の腐食、耐久性、耐候性もありますので一長一短で難しいところですね・・・

【新所ハウス海岸線】
それと、パネル等の発電設備以外の問題にも注意する必要があるそうです。
それは、売電の場合なのですが・・・
発電施設の発電効率のことばかり気にしすぎて、売電の効率については
業者は、一切説明しないそうですね・・・
説明しないと言うよりは、説明しにくい・・・と言った方が良いかもしれません。
売電の場合は、すべて電力会社が買い取る全量買い取り制度の場合・・・
発電設備の発電量があっても、電気を使う需要がなかった場合、
買い取り量が少なくなってしまう・・・ ということが生じるそうです。
つまり、需要と供給のバランスですね。
どういうことなのか・・・・?
電気の流れは常に一方向で一方通行です。
電力会社からの電力は、変電所を通して電柱から電柱へ・・・
そして、トランス(変電設備)電柱に付いている、円柱状のような物体で電圧を調整し
各家庭とか工場へ電気を届けます。
これが、おおまかな電気が運ばれる流れですが、
その電柱の一番上の線は、三本になっています。 それが高圧線で、
文字通り高圧の電気が流れています。
・・・で、その高圧線には、家庭の屋根パネル等で発電したような
電圧の低い電気は、流せません。
水道の流れと同じで、高圧で流れている水道管に、低圧のビニールホースなどを繋げば、
すぐに破裂してしまいます。電気も同じです。

高圧線で運ばれてきた電気は、トランス(変電設備)で電圧を調整して
各家庭へと流れています。
ですので、その電柱にあるトランスに接続されている
家庭なり工場が使用する状況に合わせて電気の需要状況が変わると言うことです。
つまり、家庭等で発電している低圧のシステムは、トランス(変電設備)までで、
高圧線には流れない・・・ということです。
例えば、太陽光発電パネルを設置してある家が、隣近所にたくさんあるような場合で
昼間電気を使う家庭が少ない場合・・・
共働き夫婦の家庭で昼間自宅にいることがないような家庭ですね
そのような場合は、当然、昼間の電気の使用量は少ないわけです。
しかも、昼間に一番発電量が多くなるにもかかわらず・・・(笑)
ライバルが多く、昼間の発電量が多いときに、電気を使ってくれる家庭が少ない場合は
全量買い取りでも、売電量が少なくなってしまいます。
そういった地域による環境条件があるので、ただ発電の効率だけではなく
周りの環境条件も重要なポイントになります。
そういったことも含め・・・パネル設置には十分検討する必要がありますね。

【新所ハウス海岸線】
業者の売電シュミレーションで、パネル1枚の発電量がこのぐらいで・・・
総発電量はこうで・・・全体の試算はこうなりますよ~と説明されても
パネル設置場所の周りの状況によって、かなりの売電状況が変わると言うことですね・・・
ただ、逆の例もあると思いますが・・・
つまり、昼間家庭にいて電気を多く使う家が密集している地域とか・・・
オール電化の家が多い地域とか・・・
電気の需要が多いような場所では、パネル設置するメリットがあると思いますね~
需要があれば、シュミレーション以上の売電量になって、
「予想していたよりも、儲かったよ~~」 なんて話もあるかもしれません。
その逆の場合は・・・?
田舎に土地があって、遊休地を使ってパネル設置が容易で
コストが安く出来るような土地の場合・・・
その周辺地域にそれだけの需要が少なく、メリットが少ない・・ということが言えますね
ですので、田舎の場合はメガソーラー等の大規模な発電システムしか
メリットがあまりないのが実情でしょう・・・
電気の需要がある街中ではパネル設置の場所が少ない・・・・
田舎では、パネル設置の場所は多いが、需要が少ない・・・
なかなか難しいですねぇ~~(笑)
でも、ま~・・そこは、考えようで、メリットも考えることが出来ます。
もちろん売電においては、需要と供給のバランスが重要で、需要があるところでないと
メリットはありません。
しかし、売電ではなくオフグリッド的な自家消費電力として使うには
問題はありません。 自家消費のための蓄電とか・・・蓄電による売電とか・・・

いろいろ、まだまだこれからの技術研究で、可能性は広がっていくと思いますね。
話が長くなりました・・・

まだまだ、話足りないことがたくさんありますので、また、次回へと・・・

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Posted by Jimmyrhymn at 2019年12月16日 16:22
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Posted by Hydra-gar at 2020年05月19日 15:20
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Posted by Miltonnag at 2021年08月29日 22:46