エコハウス

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昨日、 浜松版エコハウス 勉強会に参加してきました。

浜松版エコハウスとは・・・?


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(1)浜松版エコハウスとは

[1]気候や敷地特性など立地条件と住まい方に応じて極力自然エネルギーを活用
[2]建物と設備機器の選択に注意を払うことにより居住性や利便性の水準を向上
[3]居住時のエネルギー消費量(CO2排出量)を2000年頃の標準的な住宅と比較して半減
[4]2010年までに十分実用化できる住宅

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                                        【浜松市HPより引用】



勉強会の内容は、 実験を行い、 建物に見立てたペットボトルの温熱環境

測定するものです。

太陽の当たっている時間(昼間)、 と  太陽が当たらない時間(夜間)の温熱環境が

どのような条件で、どのように変化するかを実験しました。


                            【太陽が当たっている状態(昼間)】
エコハウス


                           【太陽が当たっていない状態(夜間)】
エコハウス


結果は、グラフで示すように、グラフの波が大きいほど室内温度の変化が

大きいということです。


比較した条件は・・・

     1.ペットボトルのみ(断熱材無し)
     2.断熱材のみ
     3.断熱材+蓄熱材
     4.断熱材+内遮蔽(カーテン材)
     5.断熱材+外遮蔽(すだれ)
     6.断熱材+遮蔽フィルム


この6種類です。


エコハウス



結果グラフで、いちばん温度変化が少ない(波が小さい)ほうが温熱環境が良いことになります。

さてその結果の線を見ると・・・緑の線がいちばん良いようですね!

さてその線はなんでしょうか・・・・?   5.断熱材+外遮蔽(すだれ)  です。

つまり、建物の外で、日射を遮断する方法が、効率的、機能的にも優れているということです。

これまで、建物の 外壁性能だとか、屋根の性能だとか、気密性能だとか

内断熱、外断熱等 いろいろな考え方がありましたが、建物外で日射を遮断する方法 が

いちばん効率的であることが、実験であらためて示されると、説得力がありますね!

もちろん、建物の構造体(壁、屋根等)そのものの性能が、何でもいい訳ではありません。

そういったことを トータルに考え、浜松版エコハウスを創っていく・・・

と言うことなんでしょうね icon01



                            【画像クリックで拡大表示されます】
エコハウス
                    自立循環型住宅への設計ガイドライン参照 引用



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この記事へのコメント
いやいや勉強になります。
スダレですか。ナルホドです。
これは、夏向けの場合ですよね。

グラフを見る限りでは、冬向けには、黄色線がよさそうな感じがします。
これは、どんな条件なのでしょうか?
もしかしたらペットボトル単体?
Posted by あかじい at 2009年07月29日 21:40
写真のグラフでは、チョットわかりづらかったですね・・・(謝)
グラフの一番上の黄色い線は、断熱材+カーテンで、真ん中の黄色い線は、断熱材のみです。

この実験結果が、必ずしもいつもこのような結果になるとは限りません。と言うのも、この実験の時は、ペットボトル単体の真上の天井には、ちょうど空調機器(エアコンの吹き出し口)があって、通常の実験では、赤の線のペットボトル単体がもっと、大きな波になるはずが、あまり変化しませんでした(笑)、

で、黄色線の、断熱+カーテンなんですが、熱をカーテン材が蓄熱したから、このような結果になった、と言うことです。写真で見ても解りますが、太陽が当たる部分は、断熱材がありません。つまり、日射が直接ペットボトルを暖めている状態です。

ですので、冬場は、いかに日射を蓄熱し、温度が下がらない工夫をするかが重要になってきます。

夏場の日射遮蔽、冬場の日射蓄熱・・・こういったところが、この実験のポイントでしょうね~(^^)
Posted by rebox at 2009年07月30日 00:51
了解しました。
ありがとうございます。納得です。

でも、夏はスダレが一番ですね。(笑)
Posted by あかじい at 2009年07月30日 21:18
> あかじい さん

そう そう (^^) 夏は、スダレに、打ち水ですね!! (^^)
Posted by rebox at 2009年07月31日 14:27
 
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