伝統工法(小屋組み)
9.伝統工法、小屋組みです。この小屋組みは、登り梁を使っています。普通の伝統工法の小屋組みとは少し違います。
2階建てであるため、軒の高さを下げ、小屋裏空間を、空間として利用するため、登り梁としました。
9.小屋組みのイメージですね、真ん中に中桁と言われる。大きな太鼓梁が、架かっています。
棟木、中桁、大黒柱、と建物の中心で、力を受けるようにします。中桁はなるべく継ぎ手がない、方がいいですね。
9.登り梁同士の、仕口は、チョット工夫が必要ですね。金物工法を使う必要があるかも...
9.登り梁、軒の出は、梁せいを、きってあります。
9.登り梁、間隔は3尺間隔です。梁の上に、野地板パネルが載ります。
9.玄関横、広縁の小屋組みですね、下屋部分です。せがいと言う木の組み方で、軒の出を深く採れるようになっています。
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