伝統工法続き
8.伝統工法建て方、続きです。2階梁、桁をおさめます。大黒柱には、1階梁、2階梁が四方から、差し
込まれます。しかも差し鴨居までも...
そのため、太い柱が必要なんですね!通常の4寸~4.5寸の柱では、このような納まりは、できない
でしょう。(金物を使った金物工法を除く)
8.大黒柱のほぞ部分です。通常より、大きく、長くとる必要があります。このほぞの長さが、通常在来工
法と大きく違いますね。通常は、プレカットでほぞの長さがほぼきまっています。約90~120ぐらいで
はないでしょうか?伝統工法の場合、これより長くする必要がありますね。
8.柱のほぞを長くとる、と言うことは、それだけ、元の材料の長さが必要になってきます。そういったところはコストアップの要因になりますね。
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