破壊実験

rebox

2010年03月25日 22:17





今日、静岡県林業技術センター で

葉枯らし 天然乾燥材 芯持ち材 芯去り材 の破壊実験を行いました。

一般的に芯持ち材の方が強度がある、ということが言われているのですが

実際に 実験してみたらどうなのだろうか・・・? ということで、実験が行われました。





試験体は7本 条件及び その他データは、また後日報告いたします。

見学した感想としては、芯持ち材も 芯去り材も 強度的には、

あまり差がないように思います。 つまり、強度はほぼ同程度、

強度に影響があるのは、乾燥状態と、個別材の節等の欠損部分及び

赤み白み部分の状態分布バランス、等の個別材条件の方が、

強度差を生むのではないかと思います。

特に乾燥状態ですね、木材の乾燥は強度において特に重要です。

あと、重要なのは、乾燥方法ですね、今回はすべて葉枯らし天然乾燥材ですが

人工乾燥の材の場合は天然乾燥よりも強度が落ちます。



                            【今回の実験参加者は、約30名程】

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