あたご・・・真実は?

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2011年05月13日 16:00



イージス艦 「あたご」 衝突、当直士官2人に無罪というニュースがありました。

海難審判は 「衝突の主因はあたご側にあった」 との裁決を出している。

防衛省も、あたごの安全監視体制に不備があったと報告書で認めている。

しかし・・・裁判では・・・検察側は、ずさんな調書を作成し、「あたご」 側が悪い・・・

と主張したが・・・「あたご側は」 真実はちがう。 と主張し、その真実が裁判で

認められた。

◆ イージス艦 「あたご」 衝突、当直士官2人に無罪
  



ドラドラくんが小学生の頃のお話・・・通学途中・・・


    あの野郎・・・ きにいらね~から チョットからかってやるか・・・

    オイ、邪魔だからこの道通るなよ!



   そんな・・・だって ここは通学路でしょ、僕が通っても
    
   問題ないはずだけど・・・




     おまえがこの道を通るのが、気にくわないんだよ!!

     どけよ・・・


  
    イヤ・・・どかないよ・・・通るから・・・




    そうこうしているうちに・・・ドブで足を取られたリノ氏は・・・

    フェンスに頭をぶつけ、大けがをしてしまいました。 そして病院へ・・・

    そんな、連絡を受けた、ドラドラくんの親は・・・


    おまえは、自分が悪くないって言うのはわかるけどな~

    さっさと謝っちまいな・・・そうすりゃ~あんまり揉めなくてすむから・・・


   だけどさ~ アイツが悪いんだよ、僕の行く手を遮って、
  
    邪魔するんだよ!


    わかった、わかった、も~いいから、おまえが謝った方が
    丸く収まるんだから・・・リノ氏の親は、町の名士なんだよ・・・
    わかるだろ・・・なっ・・・?」


    しぶしぶ、謝るドラドラくんでした・・・

    その後のドラドラくんは、この事件をきっかけに、

     チョット・・・ひねくれてしまったのでした・・・


当時の政府・防衛省は 「海上自衛隊のイージス艦・あたご側の不適切な見張り

などが、事故の原因だったとする最終報告書をまとめていた」 

だから・・・無罪判決に 「予想しなかった」 と驚きが広がったらしい。


≪同省は平成21年5月の報告書で、事故の原因として、不適切な見張りと、

レーダーで監視する戦闘指揮所と艦橋との連携不足を指摘。

事故を受けて、見張り要領の見直しや訓練強化など再発防止に取り組んでいた≫

ということらしい。




わが子を 「2度と悪さをさせませんから」 と裁判所に差し出して

「“犯人”だと認定」 していたのだから “親子関係は破たん” しかねない。

子供は 「自分はやっていない!」 と主張しているにもかかわらず、

「とにかく頭を下げて謝ってしまいなさい」 としか言えない “親”

だから、子供は “ぐれ” やすくなる。

そんな記事がありました。

◆ あたご事故・海自の2被告はいずれも無罪
  http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20110511/1305116131


親は、子どもの言うことを、どれだけ信頼してやれるのか・・・

子どものことを、どれだけ信頼するのか・・・ 子どもを認めること

子どもは、認めてもらおうと必死です。

それを認めてもらえないと・・・ひねくれてしまうこともあるでしょう・・・

関連記事

◆ 清徳丸の右転によって衝突したとする海自側の主張は当然
  http://pub.ne.jp/threeforest/?entry_id=1636098

◆ 魚船団、迫る艦船に「危ない」 無線に清徳丸は反応なし
  http://www.asahi.com/special/080219/TKY200802200006.html

◆ 横浜地裁の第二回公判の記事を比較する。
  http://oment-ahou.iza.ne.jp/blog/entry/1808706/

◆ 毎日の記事をよく読んで、おかしな点を見つけた。
  http://izasaburo.iza.ne.jp/blog/entry/499401/

◆ 「あたご」衝突事故 2士官に無罪判決
  https://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/print/event/accident/506537/


もう一つの問題は・・・

公判で、出廷した船長が、自らの供述調書の中身について

   「そんなことは言っていない」  と述べたという。

立証のほころびが露呈した以上、無罪は当然の判断だろう。

検察は、厚生労働省の文書偽造事件などでも指弾された 「結論ありき」 の手法だった。

同じことが繰り返されていたともいえる。


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