花祭り

rebox

2012年04月09日 02:24




昨日は、天気も良いし、サイコーな、花見日和でしたね~

あちら、こちらのサクラの木が、ほぼすべて満開状態で、とてもキレイで、

ついつい、見とれてしまいました。 

・・・で、昨日は4月8日・・・4月8日といえば、お釈迦様の誕生日だそうです。

日本全国で、花祭りが開催されたようですね。 花祭りとは、お釈迦様の

誕生をお祝いする行事です。





お釈迦様と言えば、仏教なのですが・・・ わたしの家もあたりまえに

仏教です。 これまで、仏教について、あまり深く考えたことは

ありませんでしたが、ふとしたきっかけで、仏教の話しを聞く機会がありました。

その話しとは・・・

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仏教用語で、「諸行無常」 という言葉がありますが 「諸行無常」 は、

あらゆる宗教と仏教を明確に分ける、仏教の旗印ということらしいですね

なんと、ほかに 「諸行無常」 と教えている宗教はないとのことです。

必ず 「固定不変の魂」 なり、 唯一神・唯一絶対神とか、

かわらないもの、変わらないなにかが設定されています。

しかし、仏教では・・・ 固定不変の魂などありません。

この世のすべては、うつりかわってゆくと教えているんですね・・・

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こんな感じの話でした。

へ~~なるほど・・・そ~~なんだ~ 

なんて感じで・・・初めて知りました





・・・で、唯一、絶対と呼べるのは、 「死」 をむかえると言うことです。

かならず、いつか 「死」 をむかえます。

唯一、この絶対的な 「死」 についての考え方を、自分の中で、

どのように捉えるのかが、自分の生き方に大きく関わってくるのだ・・・

なんて、感じの話で、おぉ~~ なるほど・・・、ウン、ウン・・・

なんて、感心してしまいました。 


死があるから、生を考えることが出来るということなんでしょうね~


戦国武将の上杉謙信も、49才で病にたおれ、こんな辞世を残しています。

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    四十九年 一睡の夢

          一期の栄華 一盃の酒

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  「戦功を競った一生も、一眠りする間の夢のようだ。

     天下に名をはせた栄華も、一杯の酒ほどの楽しみでしかなかった」


有名な・・・豊臣秀吉の辞世の句は・・・

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        露とおち 露と消えにし わが身かな
       
                     難波のことも 夢のまた夢

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と告白して死んでいます。


「難波」とは大阪のこと。 天下を取り太閤にまで登りつめ、

大阪城や聚楽第を造り、栄耀栄華を極めたことも、

夢の中の夢のような、はかないものでしかなかったと、

さびしくこの世を去っています。






死んでゆく時には、金も財産も名誉も地位も、

すべて夢のまた夢と消えてしまうのです。  諸行無常の響きアリ・・・


お釈迦様は・・・

人生は夢のようなものだと教えられています。

死んで、夢がさめれば、すべて消えてしまうのです。


サクラの花びらを見つめ、一時を巡らせました・・・


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