梅雨時の時期には、こんな映画がイイですね
「雨あがる」 という映画ですが、 観終わって、雨があがって・・・
心晴れやかになる、本当にイイ映画ですね
映画は、10年ぐらい前の作品でしょうか・・・? 掛川城二の丸御殿大書院にも
ロケしているんですね、森町の小国神社、大井川の川越シーンの撮影もあったようです。
掛川市の市の職員もエキストラに参加したそうですね~
静岡県人であれば、チョットした豆知識として知っておいた方がイイと思います。
なんて・・・自分で言いながら・・・わたしは、最近になって初めて知ったんですが・・・(笑)
妻 「たよ」 は、最初 「賭試合は、今後一切しないように・・・」 と、約束させていた・・・
しかし、映画の最後では、「あなたの思うとおり、賭試合をしてください」
と、心が変わっていく・・・
賭試合は、御法度であり、ルール違反、法律違反、規則違反、規律違反・・・
御法度とわかっていて、御法度を犯す・・・
それを、御法度 は 御法度 すべて 違反は違反 だとして、慣例通り処分する役人・・・
そして、そんな役人の話しを聞いて、妻 「たよ」 は・・・
役人に対し、 「この、役立たずの、でくの坊」 と 啖呵を切った。
あれっ・・・こんな話し、最近でもあったような・・・?
あぁ~ そういえば・・・
「尖閣諸島中国漁船衝突事件」 でも・・・映像を流出させたことは、違反は違反だから・・・
と処分した。 「役立たずのでくの坊」 が、いましたよね・・・
ま~、何時の時代にも、「役立たずのでくの坊」 は、どこにでもいますからね~
妻、「たよ」 も こんな 「でくの坊」 がいたからこそ、夫の行為に誇りを持って、
誇らしげに啖呵を切ったんでしょうね~
◆ 当て逃げ・・・
http://rebox.hamazo.tv/e2714199.html
◆ 生きる
http://rebox.hamazo.tv/e2868848.html
【最後のシーンでの、綿毛のタンポポを吹き散らし、幸せそうな笑顔の「たよ」】
映画には、多くのメッセージがありました。
「何をしたか・・・ではなく、
何のためにしたのか、が 重要である」
「やさしさは、時に人を傷つける時がある・・・本当に強いものが見せる、
真実の優しさは、心の弱い、心の貧しいものにとっては、そういう人間を卑屈にさせ
傷つけることもある・・・」
「腰の刀は、人を切るために さしているのではありません。
刀は、己を斬るために、己の愚かな心を斬って捨てるために持っているのです。」
「生きている限り、若くはならないけれど、生きていることはスバラシイですよ
どんなにイヤな思いをしてもね・・・」
黒澤明監督のメモによると、映画の殿様役のモデルは、
山内一豊 がモデルのようですね
山内一豊 と言えば・・・言わずとしれた、掛川城 に大変ゆかりの深い方ですよね
それで、映画のロケ地も掛川城二の丸御殿になったのかもしれません。
それと、
山内一豊 と言えば・・・
内助の功 です。
そんな、エピソードも映画に盛り込んでいるんでしょうね~
最後のシーンでは、タンポポが咲き、「たよ」 がその花に見とれてほほえむ姿を
さらに、美しく飾るように、綿毛のタンポポを吹き散らし、幸せそうな笑顔の 「たよ」
の画を撮るために、タンポポを冷蔵庫に保存して、撮影日に合わせ綿毛になるような
演出があったとのことです。
そんな演出もあってか、映画を観終わって・・・
本当に心が、晴れ晴れとした気持ちになると思います。
静岡県人は・・・というより・・・日本人なら見ておく必要があるんでしょうね~
日本の名画ですね