生きる

rebox

2011年02月19日 15:19




「生きる」 というタイトルのDVDを観ました。

映画の巨匠 黒澤明監督作品の有名な映画ですよね

1952年、東宝映画・・・今から59年前の作品ですね~

私はまだ・・・ 生まれていませんね~ 

ストーリーは・・・ こちらを・・・ 参考にするとなんとなくわかると思います。

◆ 生きる 1952・東宝
 http://homepage2.nifty.com/e-tedukuri/ikiru.htm

◆ 「生きる」ことに目覚めた公務員
             死を目前に彼は 「やるべき仕事」 を始めた・・・
http://www.geocities.co.jp/playtown/1541/ikiru.html


        【一人息子の光男に・・・思いもよらない言葉を投げかけられて・・・】



映画を観終わって、印象に残ったのは・・・

小田切とよ との会話ですね・・・



渡辺  「わしには息子はおらん・・・」

     「ひとりぼっちだ・・・」

     「君にはわからん・・・」

     「息子はどこか遠いところにいる・・・」


こんな言葉から・・・自分の子どものことをオーバーラップさせてしまいますね~

そして・・・


渡辺      「生きて死にたい・・・」

小田切とよ  「課長さんも何か創ってみたら・・・?」

渡辺      「役所で一体何を・・・?」


               【戸締まりをするためのバット・・・そして・・・回想シーン】



・・・そして 突然なにかを思い出したかのように・・・

席を立って出て行く・・・

    「その気になって、やれば出来る」

ちょうどその時に ハッピーバースデーが流れる・・・ イイ演出ですよね

    「ワシにもなにか出来る・・・ ワシにもなにか出来る・・・」

ハッピーバースデーが流れる・・・

そんな、自分を取り戻した瞬間でした。

新しく自分が生まれた瞬間なんでしょうね・・・


【ヤクザが 「殺すぞ・・・」 と脅した時・・・ヤクザに対し哀れみの笑みを浮かべる】



組織の中で・・・「生きる」 とは何なのか・・・? 考えさせられますね

映画の冒頭で、小田切とよ が面白いジョークを披露しました。


    「君・・・一度も休暇を取らないんだってね・・・?」

    「うん・・・」

    「君がいないと役所が困るってわけか・・・?」

    「いや・・・僕がいなくても役所では・・・
            全然困らん、ということがわかっちゃうと困るんでね・・・」

そして・・・市民課内では・・・しばらくの間 沈黙・・・


       【渡辺課長が育て上げたもう一人の息子・・・小さな 小さな公園・・・】



     「公園の育ての親は渡辺さんですから・・・」

そんな声が、お通夜から聞かれます。

  ◆ 生きる [DVD]



ちあきなおみ  ゴンドラの唄    http://youtu.be/wMSQ1amd7sU
       【渡辺課長がブランコに乗りながら一人口ずさむ・・・有名なシーンですね】




◆ 元海上保安官 一色正春氏講演  その1
http://www.youtube.com/watch?v=enbk7z8xJlQ&feature=player_embedded

◆ 元海上保安官 一色正春氏講演  その2
http://www.youtube.com/watch?v=RTvAmJQNyQM&feature=player_embedded

◆ 元海上保安官 一色正春氏講演  その3
http://www.youtube.com/watch?v=6XWLmVAC4N4&feature=player_embedded


◆ 何かのために sengoku38の告白

◆ http://defferentiatejapan.blog115.fc2.com/blog-entry-644.html


一色氏は職と生命(職を失った意味で生命を賭けた)を賭けてくれた。

一色正春氏は 「生きる」 ことを選んだんでしょうね・・・

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