塞の神

カテゴリー │ 三ヶ日町の遺跡等

塞の神


三ヶ日町下尾奈の 「塞の神」 です。

いや~~超地元なんですが・・・初めて訪れました。 あせる

聞いたことはあったんですが、来たことはなかったですねぇ~

こんな祠があったとは・・・



塞の神

まぁ・・それもそのはず・・ この祠のある道路は地元の人も通らないような道路

昔は、多くの旅人が行き交う交通の要所だったらしいですが・・・

今はまったく、人通りはないですね~ 



塞の神


案内板文字起こし
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下尾奈塞の神について

この塞の神は、昔 街道が利木峠からから下尾奈神明宮の前を通り、
今田西、鳥首、北向の阿弥陀堂(現龍谷寺に移転)前を通りこの地を経て
昔 北、南脇村に通じていた当時、下尾奈村と南脇村の境に設けられ
村人や旅人から路上の悪魔を防ぎ、塞ぎとめ外敵や病気災害除き村を
守ることから 障の神とも言われ、久那土の神とも呼ばれて村境に
お祀りされたのであります。 旅人の安全を守るとともに村人の生死や
運命なども司り、また縁結びの神でもあり 子どもの守り神、咳を止める神
村人の繁栄をはかる神として信仰され、代々龍谷寺の住職によって
お祀りされてきた神様であります。

古来霊験あらたかな神としてこの地を侵す者、樹木を伐採する者は
神罰を蒙ると伝えられ恐れられてきましたが、大正初期東側に県道がつくられ、
昭和の初期二俣線の開通に伴い社の北で道路が中断されて、
昔はこの近くに茶屋まであったほど賑わった通行人も絶えて、
この塞の神も世の人から忘れ去られた。

恐ろしい土地と言うことで村人も近づかず、お祀りも行われなくなり
荒れるにまかせてあったのを、これを遺憾として
龍谷寺住職 並びに有志の人たちが発願して境内の整備と社殿を再興し
お祀りされている所です。


例祭
毎年5月25日

昭和59年2月吉日

尾奈地域学習推進協議会

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塞の神

樫の木でしょうか・・? 大木の下にはお地蔵様が3体・・・

昔、この地域は 「北脇」、「南脇」、「下尾奈」 の三地域に別れていたそうです。

その三地域が交わるところが、この塞の神だったそうですね。



塞の神

カゴの木の大木が威風堂々と繁っています



塞の神








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