地震と住宅

rebox

2007年10月26日 01:55

建築物の基礎、と建物本体は、しっかり、ガッチリと固定しなければなりません。
これは、建築関係者であれば...

「そんなの当たり前だろ!!  建築基準法に記載されている....」
そのような答えが返ってくる事でしょうね!



しっかり、ガッチリと固定されていると...
地震時の揺れを考えたとき、地面、基礎、建物が一体となって、
同じ揺れの大きさで揺れる事になります。

そうしたときに、建物内部(室内)の家具等が固定されていなければ、
どの様な事が起こるでしょうか...?

「物が横から落ちてくる....」この様な表現で
体験談が、記載されていた本を読みました。

「物が横から落ちてくる....」
うーーーん...チョット想像するだけで怖いですね!!

つまり、地面、基礎、建物をしっかり固定した場合、室内家具も、
しっかり固定しなければならない...と言う事です。





しかし....私もそうですが....
そこまでキッチリやっていないのが現状です(笑)

「面倒くさくて...全部の家具、家電を固定なんか出来ない...」 

         「じゃあ、何か他に方法はあるの...? 」

免震構造の住宅であれば、地震時の揺れが1/3以下に軽減されます。(免震構造)

しかし...現状は...

    1.既存の住宅には、ほとんど施工不可
    2.新築住宅においても、大手メーカーしか対応しておらず、
      中小工務店等ではほとんど、対応不可

    対策として急がれているのが...大臣認定の免震装置ですね...

    そういった装置が、開発され認定されれば多くの業者、及び建築家が取り組む事が出来ます。



 


関連記事