万葉集

乎那（おな）の峯にある、万葉歌碑、第１４巻　３４４８　の解説文が　円通寺　にあります。


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「花散らふ　　この向つ峯の　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　乎那の峯の　　ひじにつくまで　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　君が齢かも」

波奈知良布　己能牟可都乎乃　乎那能乎乃
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　比自爾都久麻堤　伎美我與母賀母


◆　乎那（おな）の峯
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【円通寺・　軍人の碑】



【案内看板解説文】

この歌の中で　一番困難なところは　「ひじ」　であって、猪鼻湖に突き出した州の
ことをいうのであります。

現在これに該当する三崎東向半島は、永正7年8月27日１５１０年大地震により
湖底に沈んでしまった。　

年間数回は潮の干満により、露出することもありますが、平時は湖底にあります
乎那の嶺が、磨滅して土砂が流出し長い年月日を経て洲につくまでも君の長寿を
願う意味であって、君とは酒宴席で国主とか上司とかの主席の人を指すものと
思われます。

当時の万葉人達は、温暖で平和な湖岸の生活に、俗謡等を口ずさみながら、
それぞれの業に余念なく暮らしたことでしょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【昭和58年2月吉日　尾奈地域学習推進協議会】


◆　円通寺
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◆　円通寺常夜灯
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◆　初、お墓参り龍谷寺・円通寺
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◆　乎那（おな）の峯
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◆　乎那（おな）の峯　マンサクの花
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◆　新種　三ヶ日桜（乎那の峯）
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【円通寺・　鐘突堂　逆光シルエット】